こんにちは。名古屋市の整体サロン「Inti(インティ)」の長沼です。
今日は、私にとってずっとコンプレックスだった「手」について、少しだけお話させてください。
■自分の手が、嫌いだった
私は子どもの頃から、女性にしてはかなり大きな手をしていました。
正直に言うと男性と比べても大きいくらいです。
学生時代は、その手が恥ずかしくて、袖を伸ばして指先まで隠していたほどです。
女友達と手をつなぐことがあれば、
「かずよちゃんの手、なんか落ち着くね〜」
「安心する~」なんて言ってもらえることもありました
でもそのたびに、
「いやいや、男の人と手つないだら絶対引かれるやろ…(笑)」って、
思っていました。
■手が大きいことで、ちょっとした苦い思い出も…
例えば、箱の中からお菓子をつかみ取りするとき。
中ではたくさん取れるけど、手を抜く穴で引っかかって結局落とす(笑)
親からは、「百姓の手やなあ」といい意味で言われていましたが、
10代の頃はこの手が自分の女らしさを邪魔してるような気がして仕方ありませんでした。
■でもこの手が、「ありがとう」と言われるようになった
整体師になってから、
お客様の施術をしていると、こう言われるようになりました。
「この手、安心感がすごいですね」
「包まれてるみたいで、落ち着きます」
「その手がほしい(笑)」
「この仕事、天職ですよ」
そんな風に言ってくださる方が、一人や二人ではなかったんです。
ずっと嫌いだった手。隠していた手。
この手が、いま、誰かの「ほっとできる場所」になっていることに誇りを持っています。
この手めっちゃかっこいいじゃんと心から思っています。
今では、サロンでお客様に触れるたびに、
「この手で誰かを癒せるなら、これまでのコンプレックスも意味があったのかな」と思えるようになりました。
あなたにも、もしコンプレックスがあるなら、
それはいつか誰かの安心になる日が来るかもしれませんね。
今日もこのかっこいい手でお待ちしております。