35歳の転機。自分を信じることのはじまり。

コラム

こんにちは。ボディケアサロン「Inti(インティ)」の長沼です。

前回のブログでは、私が「誰かのために頑張る」ことが当たり前だった人生と、整体の道へ進んだきっかけについてお話ししました。
今回はその続き、サロン勤務時代に得た経験と、独立するまでの大きな心の変化について書きます。


■整体師として信頼されるようになった私

整体を学び始めてから、現場での経験を重ねる中で、少しずつ自信が芽生えてきました。
気づけば、ありがたいことに指名を多くいただけるようになり、予約が埋まる日も増えました。

某サロン全国技術大会では、フット部門で4位という評価もいただきました。
その頃、先に自宅サロンを始めていた仲間からは何度も言われていました。

「もう、自分でやらないの?」

でも、私は迷っていました。
私はまだまだ全然だと思っていました。私より周りの人の方が頑張っている。
なかなか、自分にOKが出せない。それに「できるのか?」「やれるのか?」「失敗したら?」という思いが、頭の中をぐるぐると巡っていました。


■心と体が限界に近づいていた

日々、お客様をケア出来る事は本当にありがたく、やりがいもありました。
でも、忙しさの中で、自分の時間の持ち方や心の余裕がどんどんなくなっていったのも事実です。

「このままでは心も体も辛くなるかも」
そんな不安が、少しずつ心の奥にたまっていきました。


■35歳の“ターニングポイント”

そんな時、思いがけず、自分で活動できる環境が舞い込んできました。
私はそのとき35歳。実は以前から、「35歳は何かが変わる年になる気がする」と思っていたんです。

自分でもどうしてか分からないけれど、ひとつの節目のように感じていました。

そして迷っている私の背中を、押してくれたのが夫でした。

一番近い存在だからこそ私も安心しました。
そして、「自分を信じて動いてみよう」

それが、私にとって「失敗するかも」でストップしていた足を1歩前に踏み出した瞬間でした。
怖かった~。


次回は、現在のサロン「Inti」の名前に込めた意味や、息子との忘れられないエピソード、そして私が目指している“心に触れる整体”についてお話しします。

お楽しみに。