こんにちは、ボディケアサロン「Inti(インティ)」の長沼です。
今日は、私がどうして整体師という道を選び、どんな想いをもって今の場所にたどり着いたのか、少しずつお話ししていきたいと思います。
■「頑張れば喜んでもらえる」そんな子どもでした
私は子どもの頃から、「親を喜ばせたい」「期待に応えたい」という想いがとても強い子どもでした。
習い事、部活――
どれも“自分がやりたいから”というより、“頑張ったら周りが喜んでくれるから”という理由で努力してきました。
私も当時はそれで嬉しかったし、やってよかったと思っていました。
ただ、顔色を伺って言いたい事が言えなかったり、失敗したら嫌われる、がっかりさせてしまう。
そんなことを思っていたことも事実です。失敗しないように変な先読みをして失敗しそうならやらない、確実に成功できるとした思ったらやると、失敗か成功かで私は道を選択していました。でもこれが普通だと思っていました。人生失敗しない方がいい。親の言うことを聞いていたらいい。何事もなく日々を送れたらいい。それが私にとっても幸せな事だと思い込んでしまいました。
今、考えると自分で自分をすごく縛っていて怖いです(笑)
ただこのまま何も変わらないと思っていました。
■整体の世界との出会い
整体に出会う前は金融関係のお仕事に就いていました。
安定した仕事、それが私にとって1番安心できるレールだと思って働いていました。
ある時、「金融の仕事を続けるか、辞めるか」の選択が迫られたタイミングが来ました。
その時に夫に「手に職を持つのもいいんじゃない?」と提案があり、別の何かをやってみると
いいなと思い、学生時代から剣道をしていて体について、ケアについて興味があったので整体を選びました。
整体のスクールに行ったときに初めてリフレクソロジーを知り体験しました。体が軽くなる感覚、すごくスッキリして感動した事は忘れません。それを受けて即、このスクールにしようと決め、前の職を辞めてから1週間も経たずにスクールに入りました。この時は動き早かったです(笑)
学びの日はとても楽しく、大人になって知らないことを知れる事、あんなに勉強嫌いだったのにひらすらノートにまとめていました。技術の授業は手技を覚えるたびに身体がほぐれる実感がダイレクトに感じれる、それがとても楽しかったです。
実際サロンでも働き、またスクールとは違い厳しさも学びました。でもお客様からの「ありがとう」が私の力になっていました。やっぱり、誰かの為に役に立てる事、笑顔になってくれる事は私にとっては嬉しい事。こういう気持ちが昔からあったことはとても良いことだと思いました。
妊活をきっかけに整体の仕事を一時期離れていましたが、妊娠、出産、育児の生活の中で体をケアすること、心をケアするとこが、どれだけ大切か身をもって知りました。
だからこそ、私自身また整体を通して困っている方を体も心もホッとさせたという気持ちが強くなりました。
2人目の育児中に元々働いていたサロンの先輩がお店を持ち、一緒に働きたいと声をかけてくれて、迷わず「お願いします」と返事をさせて頂き、整体の世界へカムバックしました。
次回のブログでは、私に訪れた35歳の大きな転機についてお話します。
よろしければ、また読みに来てくださいね🌿